本物の癒しとは?
何の刺激も受けず、何も考えずに、ひとつのものを5分以上見ることが、1日に何回ありますか?
現代社会のスピードは、私たちにとって極度のストレスです。
ヒーリング、リラクゼーション、リラックス、リフレクソロジー、テラピー、セラピー等、心のケアをする言葉はたくさんありますが、本当の意味での癒しではありません。
本物の癒しとは、人間の五感を無に、頭の中を空にして、しばらくの時間が経ち、脳からシータ波がでて治癒力を高め、初めてセラピー効果が生まれるのです。
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脳波とアクアリウム
脳波とは脳の神経細胞から出る周期性の弱い電流のことです。大きく分け、ベータ波・アルファ 波・シータ波・デルタ波に分類されます。
脳内でアセチルコリンが分泌される状態のシータ波が発現する時、人間はセラピー効果を体感できます。
ダイバーが海に潜っている時、とても心地の良い精神状態になる事があります。
その時の脳波を測定すると脳内にシータ波が確認されます。
五感を無にし、アクアリウムを観る事は、ダイビングと同様のセラピー効果が生まれる時でもあります。
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水族館は癒しにならない
アクアリウムとは一般的に水族館の事です。レジャースポットとしての水族館、実は癒しにならないのです。
それはずっと立ったままで見るからです。しばらくすると体が疲れ、ストレスを感じるからです。
アクアリウムに癒しの効果を求めるならば、”見る”事と”観る”ことの違いを理解して下さい。
ヘトヘトになるまで歩く、人混みの中でぶつかる、周囲の騒音、どれもストレスです。
ただ”見る”のではなく、ゆったりと”観る”事が、都会での現代社会を忘れる唯一の手段なのです。
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病は気から
病は気からといいます。気持ちをしっかり持っていれば病にもかかり難いのでしょう。
しかしそれでも病気になってしまったら、人は病院に行ったり薬を飲んだりします。
「よし、治った」…良くありません。病は気からです。
原因である気持ちを治さなければ本当に治ったことにはなりません。
アクアリウムは薬ではありませんので、病気が治るわけではありません。
忘れがちな心のケア、それを知らずにしてくれるのがアクアリウムです。
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病院にはアクアリウムが不可欠
病気や怪我をした時、具合が悪い時、病院が楽しくてしょうがない人がいるでしょうか?
清潔感はあっても白い服、白い壁、白い天井に囲まれ、長時間待たされ、心弾む人も少ないと思います。
心のケアをするならば、そこが病院であることを忘れさせる空間が必要です。
治療の映像や写真なんていりません。不安になるだけです。
大自然を切り取ったかのような、動く生物に心を奪われた時、その後の治療に大きな効果があると実証されています。
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アルツハイマー病の特効薬
治療法が確立されていないアルツハイマー病患者は日本だけでも8000人以上います。
病院や施設内での検証を前提に、アメリカのパデュー大学やUCLAメディカルセンターでは早くからアクアリウムに着目していました。
研究の結果、食欲の増加、血圧の低下、リラックス効果の増大による潤滑な治療等のデータが得られました。
他に自閉症患者に対しても、認識力に刺激を与える、興味や反応を長期間維持する、感情・言語の発達等が確認され、
世界各国で”観賞魚治療法”として認知されています。
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子供たちに優しい心を
よく魚や昆虫、小動物に興味を持った子供達に、「死ぬからダメ」と言っている親御さんを見かけます。
確かに可愛がっていたペットが死ぬことは悲しいことです。
しかし今の世の中、何故犯罪の若年齢化が進んでいると思いますか?
それは”愛情が足りない”の一言に尽きると思います。
幼稚園や小・中学校で学びきれない命の大切さ、失うことの悲しみを、大人が教えていかなければなりません。
子供達が興味を持った時こそ、「死んで学べる」事がチャンスなのです。
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38億年の記憶
地球に生命体が誕生して38億年。現在に至るまでそのほとんどの生物は水の中で生活してきました。
人間も生まれるまでの10ヶ月間、羊水の中で成長します。
全ての生命にとって、水は無くてはならない存在です。
水の音、揺らぎ、感触、温かさや色までも、その全てを脳が記憶しています。遠く38億年の記憶です。
人間が水の中で進化していたら、現在のようなストレスも、犯罪もなかった事でしょう。
アクアリウムを観ることで、少しでも遠い記憶を呼び起こし、少しでも癒され穏やかになることを、心より願います。
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